沖縄ここは行っとけ!絶対外せない観光スポット完全ガイド
「沖縄に行くんだけど、ここは絶対行っとけって場所はどこ?」そんな質問をよく受けます。沖縄には美しい海、独自の文化、美味しいグルメなど、魅力的なスポットが数えきれないほどあります。限られた旅行日数の中で、どこを優先すべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初めて沖縄を訪れる方はもちろん、リピーターの方にもおすすめしたい「ここは行っとけ!」という必見スポットを、カテゴリー別にご紹介します。定番の人気スポットから、地元民だけが知る穴場まで、沖縄旅行を最高のものにするための情報を詰め込みました。
【絶対定番】初めての沖縄なら必ず行っとけ!
沖縄初心者なら、まずはこれらの定番スポットを押さえておきましょう。「ベタすぎる」と思うかもしれませんが、定番には定番になるだけの理由があります。期待を裏切らない感動が待っています。
美ら海水族館 - 世界最大級の水槽に圧倒される
沖縄観光の代名詞とも言える美ら海水族館は、何度来ても感動する場所です。「黒潮の海」水槽は、幅35m、奥行き27m、深さ10mという世界最大級のスケール。この巨大水槽を悠々と泳ぐジンベエザメやマンタの姿は、言葉を失うほどの迫力です。
おすすめの見学時間は、開館直後の8:30か、15時以降。団体客が少なく、ゆっくりと見学できます。また、16時からは入館料が割引になる「4時からチケット」もあり、お得に楽しめます。水槽前のカフェ「オーシャンブルー」では、ジンベエザメを眺めながらの食事も可能です。
水族館だけでなく、海洋博公園全体で楽しめるのも魅力。エメラルドビーチは美しい人工ビーチで、無料で利用できます。イルカショー(オキちゃん劇場)、マナティー館、ウミガメ館も無料で楽しめるので、半日以上かけてゆっくり回るのがおすすめです。
所在地:沖縄県国頭郡本部町石川424
営業時間:8:30〜18:30(夏季は20:00まで)
入館料:大人2,180円、高校生1,440円、小中学生710円
アクセス:那覇空港から車で約2時間
所要時間:2〜4時間(公園全体なら半日)
ここは行っとけポイント:黒潮の海水槽前で、ジンベエザメとマンタの競演を見よ!
首里城 - 琉球王国の誇りを感じる
2019年の火災で正殿が焼失しましたが、現在は復興工事が進められており、その過程を見学できるのは今だけの貴重な体験です。首里城は単なる観光地ではなく、琉球王国450年の歴史と、沖縄の人々の誇りが詰まった場所。火災という悲劇を乗り越え、再び立ち上がろうとする姿には胸を打たれます。
守礼門、園比屋武御嶽石門、歓会門、瑞泉門など、現存する城郭施設だけでも見応え十分。城壁の曲線美や、沖縄独特の石積み技術は、世界遺産にふさわしい価値があります。また、首里城から続く「金城町石畳道」は、琉球時代の面影を残す美しい坂道。散策しながら、往時の琉球に思いを馳せることができます。
所在地:沖縄県那覇市首里金城町1-2
開園時間:8:30〜18:00(季節により変動)
入場料:大人400円(復興支援料含む)
アクセス:ゆいレール「首里駅」から徒歩15分
所要時間:1〜2時間
ここは行っとけポイント:復興の過程を見届けられるのは今だけ!金城町石畳道の散策も必須
古宇利島 - 絶景ドライブの聖地
「沖縄で最も美しいドライブコース」と言っても過言ではないのが、古宇利大橋を渡って古宇利島へ向かうルートです。全長約2kmの橋の両側には、エメラルドグリーンの海が広がり、まるで海の上を走っているかのような爽快感を味わえます。
島内では、ハートロック(ティーヌ浜)が人気スポット。2つの岩がハート型に見えることから、カップルや家族連れで賑わいます。古宇利オーシャンタワーからは、島全体と周辺の海を360度のパノラマで見渡せます。自動運転のカートで丘を上がっていく体験も楽しいです。
古宇利島は「恋の島」「沖縄版アダムとイブ伝説の島」としても知られ、パワースポットとしても人気。島内のカフェでは、地元食材を使った料理や、絶景を眺めながらのランチが楽しめます。
所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
アクセス:那覇空港から車で約1時間30分
所要時間:2〜3時間
ここは行っとけポイント:橋を渡る前に車を停めて、橋と海の絶景を撮影せよ!
国際通り - 沖縄の「今」を感じる
約1.6km続く沖縄最大の繁華街、国際通り。お土産屋、飲食店、雑貨店がひしめき合い、沖縄の「今」を肌で感じられる場所です。戦後の焼け野原から急速に復興したことから「奇跡の1マイル」とも呼ばれています。
定番のお土産(紅芋タルト、ちんすこう、雪塩)から、琉球ガラスやシーサーなどの伝統工芸品まで、沖縄土産のほぼ全てが揃います。価格競争が激しいため、同じ商品でも店によって価格が異なることも。いくつかの店を比較してから購入するのがおすすめです。
夜は、三線ライブを聴きながら沖縄料理を楽しめる居酒屋が多数。地元の人々と観光客が入り混じる賑やかな雰囲気は、沖縄ならでは。毎週日曜日の12:00〜18:00は歩行者天国(トランジットモール)になり、ストリートパフォーマンスなども楽しめます。
所在地:沖縄県那覇市牧志〜松尾
アクセス:ゆいレール「県庁前駅」「美栄橋駅」「牧志駅」
おすすめ時間帯:昼はショッピング、夜はグルメ
ここは行っとけポイント:第一牧志公設市場で「持ち上げ」体験(1階で買った食材を2階で調理してもらう)
【海・ビーチ】沖縄に来たなら絶対行っとけ!
沖縄といえば、やはり海。本島だけでも数え切れないほどのビーチがありますが、その中でも「ここは行っとけ!」という厳選ビーチをご紹介します。
万座毛 - 象の鼻に見える絶景断崖
恩納村にある万座毛は、「万人を座らせるに足る」という意味の名前を持つ、沖縄を代表する景勝地です。断崖絶壁が海に突き出た形が「象の鼻」に見えることでも有名。遊歩道が整備されており、約20分で一周できます。
サンセットの時間帯は特に美しく、夕日に照らされた断崖と海のコントラストは息を呑む絶景。2020年にリニューアルされた万座毛周辺活性化施設には、カフェやお土産店、展望デッキがあり、より快適に観光を楽しめるようになりました。
所在地:沖縄県国頭郡恩納村恩納
入場料:大人100円
アクセス:那覇空港から車で約1時間
ここは行っとけポイント:夕暮れ時の訪問がベスト!象の鼻岩と夕日のコラボを撮影せよ
青の洞窟(真栄田岬)- 神秘のブルーを体験
恩納村の真栄田岬にある「青の洞窟」は、太陽光が海底に反射して洞窟内が青く輝く神秘的なスポット。シュノーケリングやダイビングで洞窟内に入ると、まるで別世界に迷い込んだような幻想的な体験ができます。
初心者でも安心して楽しめる体験ツアーが多数開催されており、泳げない人でもライフジャケットやガイドのサポートがあれば大丈夫。沖縄の海を肌で感じる最高の体験ができます。人気スポットのため、早朝のツアーがおすすめ。混雑を避けられ、透明度も高い時間帯です。
所在地:沖縄県国頭郡恩納村真栄田
体験料金:シュノーケリング3,000円〜5,000円程度、ダイビング8,000円〜12,000円程度
ここは行っとけポイント:事前予約必須!早朝ツアーが透明度最高でおすすめ
瀬底ビーチ - 本島屈指の透明度
美ら海水族館から車で約15分、瀬底島にある瀬底ビーチは、沖縄本島周辺で最も透明度が高いビーチの一つ。約700mの白い砂浜と、エメラルドグリーンの海のコントラストは、離島に負けない美しさです。
遠浅で波も穏やかなため、家族連れにもおすすめ。シュノーケリングでは、サンゴ礁や熱帯魚を間近で観察できます。夕暮れ時には、伊江島のタッチューをシルエットにした絶景サンセットが見られるのもポイント。夏季はビーチハウスが営業し、パラソルやチェアのレンタルも可能です。
所在地:沖縄県国頭郡本部町瀬底
駐車場:夏季有料(1,000円程度)
ここは行っとけポイント:サンセット時のシルエット写真は必撮!水族館観光と組み合わせて
ニライカナイ橋 - 海へ向かって飛び込む絶景ドライブ
南城市にあるニライカナイ橋は、山の上から海に向かって一気に下る、全長約1.2kmのダイナミックな橋です。「ニライカナイ」とは、沖縄の言葉で海の彼方にある理想郷のこと。橋の上からは、太平洋と久高島を一望でき、まさに理想郷へ向かうような爽快なドライブが楽しめます。
橋の途中にトンネルがあり、その上に展望台があります。ここからの眺めは絶景で、フォトスポットとして人気。特に午前中は逆光にならず、美しい写真が撮れます。近くには斎場御嶽や知念岬公園もあるので、南部観光と組み合わせて訪れるのがおすすめです。
所在地:沖縄県南城市知念
アクセス:那覇空港から車で約40分
ここは行っとけポイント:橋の上の展望台から絶景写真を撮れ!午前中がベスト
残波岬 - 迫力の断崖と灯台
読谷村にある残波岬は、高さ30mの断崖が約2km続く迫力ある景勝地。白い灯台(残波岬灯台)は、沖縄本島で登れる唯一の灯台で、上からは東シナ海の大パノラマが広がります。
岬の周辺は遊歩道が整備されており、ダイナミックな断崖と打ち寄せる波を間近で見られます。夕日の名所としても有名で、水平線に沈む夕日は感動的。近くには「残波ビーチ」もあり、海水浴やマリンスポーツも楽しめます。
所在地:沖縄県中頭郡読谷村宇座
灯台入場料:300円
ここは行っとけポイント:灯台に登って360度のパノラマを体感せよ!夕日時間帯がベスト
【文化・歴史】沖縄を深く知るなら行っとけ!
沖縄の魅力は海だけではありません。琉球王国の歴史、独自の文化、そして戦争の記憶。これらを知ることで、沖縄への理解がより深まります。
斎場御嶽(せーふぁうたき)- 琉球最高の聖地
世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つである斎場御嶽は、琉球王国最高の聖地として崇められてきた場所です。琉球の創世神「アマミキヨ」が作ったとされる7つの御嶽の中でも最も格式が高く、国王が即位する際の参拝や、国家的な祭祀が行われていました。
参道を歩くと、亜熱帯の植物と琉球石灰岩に囲まれた神秘的な空間が広がります。最も有名な「三庫理(サングーイ)」では、2つの巨岩の間から久高島を望むことができ、この眺望は神聖なものとされています。木漏れ日が差し込む静寂の中、心が洗われるような体験ができます。
所在地:沖縄県南城市知念字久手堅
入場料:大人300円、小中学生150円
アクセス:那覇空港から車で約40分
ここは行っとけポイント:三庫理から久高島を望む瞬間は必見!静かに参拝を
平和祈念公園 - 戦争と平和を学ぶ
沖縄戦終焉の地、糸満市摩文仁にある平和祈念公園は、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えるための重要な施設です。「平和の礎」には、国籍や軍人・民間人の区別なく、沖縄戦で亡くなった24万人以上の名前が刻まれています。
平和祈念資料館では、沖縄戦の実相を証言映像や遺品を通じて学ぶことができます。特に印象的なのは、沖縄戦体験者の生々しい証言映像。修学旅行生も多く訪れるこの場所で、平和について深く考える時間を持つことは、沖縄旅行の意義を高めてくれるはずです。
所在地:沖縄県糸満市摩文仁614-1
入館料:大人300円、小人150円(公園自体は無料)
アクセス:那覇空港から車で約40分
ここは行っとけポイント:平和の礎で、戦争の犠牲の大きさを実感せよ
座喜味城跡 - 美しい曲線の城壁
読谷村にある座喜味城跡は、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つ。15世紀初頭に築城名人・護佐丸によって築かれた城で、曲線を描く美しい城壁が特徴です。入場無料で、24時間いつでも見学できるのも魅力。
城壁の上からは、東シナ海と読谷村の街並みを一望できます。特にサンセット時は、城壁と夕日のコラボレーションが美しく、フォトスポットとしても人気。城内には「ユンタンザミュージアム」があり、読谷村の歴史や文化を学ぶことができます。
所在地:沖縄県中頭郡読谷村座喜味708-6
入場料:無料(ミュージアムは大人500円)
ここは行っとけポイント:城壁の上に登って、曲線美と絶景を体感せよ!夕暮れ時がベスト
やちむんの里 - 沖縄の伝統工芸に触れる
読谷村にある「やちむんの里」は、沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」の窯元が集まる地区です。登り窯や工房が点在し、各窯元でオリジナルの器を購入したり、陶芸体験ができたりします。
やちむんの特徴は、大胆な絵付けと温かみのある色合い。普段使いできる器から、インテリアとして飾れる作品まで、幅広い商品が揃います。里内にはカフェやギャラリーもあり、のんびりと散策を楽しめます。お気に入りの一点を見つける宝探しのような楽しさがあります。
所在地:沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1
アクセス:那覇空港から車で約50分
ここは行っとけポイント:自分だけのお気に入りのやちむんを見つけよ!陶芸体験もおすすめ
【グルメ】沖縄に来たら絶対食っとけ!
沖縄旅行の楽しみの一つがグルメ。本土とは異なる独自の食文化は、一度食べたら忘れられない味ばかりです。「ここは食っとけ!」という沖縄グルメをご紹介します。
沖縄そば - 沖縄のソウルフード
沖縄に来たら、まず食べるべきは沖縄そば。小麦粉で作られた太めの麺に、豚骨とカツオ出汁のスープ、三枚肉(豚バラ肉の煮込み)やソーキ(豚のスペアリブ)がトッピングされます。シンプルながら奥深い味わいで、店ごとに個性があるのが魅力です。
那覇市内では「首里そば」「きしもと食堂(本部)」「すーまぬめぇ」「てぃあんだー」などが人気。地元民に愛される名店を巡る「そばじょーぐー(そば好き)」になるのも沖縄旅行の楽しみ方の一つです。
おすすめ店:
・きしもと食堂(本部町):100年以上の歴史を持つ老舗。素朴な味わいが人気
・首里そば(那覇市):上品な出汁と手打ち麺が特徴
・すーまぬめぇ(那覇市):ミシュランガイドにも掲載された名店
ここは食っとけポイント:最低2〜3軒は回って、自分好みの味を見つけよ!
タコライス - 沖縄発祥のB級グルメ
タコライスは、沖縄発祥のご当地グルメ。ご飯の上にタコミート、レタス、トマト、チーズをのせた料理で、アメリカ統治時代の影響を受けた沖縄らしいメニューです。発祥の地は金武町で、元祖「キングタコス」は今も行列ができる人気店。
ボリューム満点でコスパも良く、若者を中心に大人気。最近では、沖縄そばとのハーフセットや、タコライスをアレンジした創作メニューを出す店も増えています。
発祥の店:キングタコス金武本店(金武町)
ここは食っとけポイント:金武町の元祖キングタコスで本場の味を体験せよ!
海ぶどう・もずく - 沖縄の海の恵み
「海ぶどう」は、プチプチとした食感が特徴の海藻で、そのまま醤油やポン酢で食べるのが定番。見た目がブドウの房に似ていることからこの名前がついています。新鮮なものは口の中で弾ける感覚が最高で、ビールのおつまみにも最適。
「もずく」は、沖縄が日本一の生産量を誇る海藻。本土で食べるものより太くてしっかりした食感が特徴です。もずく酢として食べるのが定番ですが、もずくの天ぷらも沖縄ならではの味。
ここは食っとけポイント:牧志公設市場や地元スーパーで新鮮な海ぶどうを買って食べよ!
ステーキ - 実は沖縄名物
意外かもしれませんが、沖縄はステーキの聖地でもあります。アメリカ統治時代の影響で、質の高いステーキ店が多く、「シメのステーキ」文化があるほど。飲んだ後の深夜にステーキを食べるのが沖縄スタイルです。
有名店は「ジャッキーステーキハウス」「88ステーキ」「サムズ」など。リーズナブルな価格で、ボリューム満点のステーキが楽しめます。鉄板で焼かれたジューシーなステーキは、沖縄旅行の締めくくりにぴったりです。
おすすめ店:
・ジャッキーステーキハウス(那覇市):1953年創業の老舗。沖縄ステーキの原点
・88ステーキ(那覇市):地元民に愛されるリーズナブルな名店
ここは食っとけポイント:深夜営業の店も多い。飲んだ後のシメステーキを体験せよ!
ブルーシールアイスクリーム - 沖縄のアイスといえばコレ
沖縄でアイスクリームといえば「ブルーシール」。アメリカ統治時代の1948年に創業し、沖縄の人々に長く愛されてきたブランドです。紅いも、シークヮーサー、サトウキビなど、沖縄らしいフレーバーが人気。
牧港本店(浦添市)は、アメリカンダイナーのような雰囲気で、フードメニューも充実。国際通りや各地のショッピングセンターにも店舗があるので、観光の合間に立ち寄りやすいです。
おすすめフレーバー:紅いも、塩ちんすこう、サトウキビ、ウベ(紫芋)
ここは食っとけポイント:沖縄限定フレーバーを食べ比べせよ!
【穴場】リピーターなら行っとけ!
定番スポットは制覇済みというリピーターの方には、地元民に愛される穴場スポットをおすすめします。観光客が少なく、より深い沖縄体験ができます。
備瀬のフクギ並木 - 癒しの緑のトンネル
美ら海水族館のすぐ近くにありながら、観光客があまり訪れない穴場が「備瀬のフクギ並木」。約2万本のフクギが作り出す緑のトンネルは、まるで異世界に迷い込んだような神秘的な雰囲気。木漏れ日が差し込む並木道を、レンタサイクルや水牛車でのんびり散策できます。
フクギは防風林として植えられたもので、樹齢300年を超える古木もあります。並木の先には備瀬崎があり、透明度の高い海でシュノーケリングも楽しめます。喧騒を離れ、静かな時間を過ごしたい方におすすめです。
所在地:沖縄県国頭郡本部町備瀬
アクセス:美ら海水族館から車で約5分
ここは行っとけポイント:レンタサイクルで並木をゆっくり散策せよ!水牛車体験もおすすめ
瀬長島ウミカジテラス - 沖縄のサントリーニ
那覇空港から車で約15分の瀬長島にある「ウミカジテラス」は、白を基調とした建物が並ぶ、まるでギリシャのサントリーニ島のような雰囲気のスポット。飲食店やショップが軒を連ね、海を見渡すテラス席でのんびり過ごせます。
このエリアの最大の魅力は、飛行機の離着陸を間近で見られること。那覇空港の滑走路のすぐ近くにあるため、頭上を飛行機が通過するダイナミックな光景が楽しめます。特に夕暮れ時は、サンセットと飛行機のシルエットが美しいフォトスポットになります。
所在地:沖縄県豊見城市瀬長174-6
営業時間:10:00〜21:00(店舗により異なる)
ここは行っとけポイント:飛行機好きは必見!サンセット時に訪れて飛行機シルエットを撮影せよ
今帰仁城跡 - 穴場の世界遺産
首里城に比べて観光客が少ない「今帰仁城跡」は、世界遺産ながら静かに見学できる穴場スポット。琉球王国統一以前、北山王の居城として栄えた城で、約1.5kmにわたる城壁は「万里の長城」に例えられるほどの壮大さです。
1月下旬〜2月上旬には「今帰仁グスク桜まつり」が開催され、城壁と桜の競演が楽しめます。本土より一足早い桜を見に、多くの人が訪れます。城内からは東シナ海を見渡せ、静かに歴史に思いを馳せることができます。
所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
入場料:大人600円
ここは行っとけポイント:1〜2月の桜まつりは必見!城壁の上を歩いて絶景を楽しめ
大石林山(だいせきりんざん)- 沖縄のパワースポット
沖縄本島最北端の国頭村にある「大石林山」は、2億年前の石灰岩が浸食されてできた奇岩が林立する、沖縄屈指のパワースポット。やんばるの森と、独特の岩山が織りなす風景は、まさに別世界。
園内には4つのトレッキングコースがあり、約30分〜1時間で回れます。「悟空岩」「骨盤岩」「輪廻の岩」など、ユニークな名前がついた奇岩が点在し、探検気分で楽しめます。沖縄の神話に登場するアシムイの神が降り立った場所とされ、スピリチュアルな体験を求める人にも人気です。
所在地:沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241
入場料:大人1,200円
アクセス:那覇空港から車で約2時間
ここは行っとけポイント:やんばるの大自然と奇岩のコラボレーションを体験せよ!
沖縄観光の注意点
紫外線対策は必須
沖縄の紫外線は本土の3倍以上。曇りの日でも油断せず、SPF50以上の日焼け止めを使用しましょう。帽子、サングラス、ラッシュガードなども効果的です。
熱中症に注意
夏季はもちろん、春や秋でも気温が高いことがあります。こまめな水分補給と、日陰での休憩を心がけましょう。特に観光地巡りで歩き回るときは要注意です。
レンタカーの運転
沖縄は車社会で、レンタカーでの移動が基本ですが、観光シーズンは渋滞が発生しやすいです。特に那覇市内や、人気観光地への道路は混雑するため、時間に余裕を持った計画を立てましょう。また、「ゆいレール」や路線バスを活用するのも一つの手です。
聖地でのマナー
斎場御嶽や久高島など、沖縄には今も信仰の対象となっている聖地が多くあります。立ち入り禁止区域には絶対に入らず、静かに参拝するようにしましょう。写真撮影も、祈りを捧げている人の邪魔にならないよう配慮が必要です。
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